SAP CASE STUDIES

SAP導入事例

Never Redが支援したSAP導入事例の一覧です。S/4HANAの導入と移行、導入済みSAPの活用の事例を、課題・支援・成果の3点でまとめました。

事例は、件数ではなく、導入の目的と当社が担った役割が分かるように並べています。社名は伏せ、業種と規模のカテゴリで書きました。各事例の全文は事例紹介に載せています。

このページの要点

  1. 01載せているのは、S/4HANA Public Cloudの導入と移行が3件、他社のERPからSAPへの移行が1件、導入済みSAPの活用が1件です。どれも事例紹介のページで公開している事例です。末尾の一覧には、ベンダー選定と構想策定の事例3件も加えました。
  2. 02事例は、当社が入った工程と担った役割で並べました。PM、移行チームのリード、会計領域の担当、要件検討の責任者と、役割は案件ごとに違います。
  3. 03提案の段階から入った事例もあれば、要件定義の途中や稼働後から入った事例もあります。入った工程は、末尾の一覧で確かめられます。
目次5項目
  1. 01S/4HANAの導入事例(Public Cloud)
  2. 02SAPへの移行事例(他社のERPから)
  3. 03導入済みSAPの活用事例
  4. 04SAP導入の実績:当社が担った役割の一覧
  5. 05ご相談

S/4HANAの導入事例(Public Cloud)

SAP S/4HANAのクラウド版であるPublic Cloudは、標準機能に業務プロセスを合わせて使うERPです。3件の導入事例で、当社は会計領域の担当、PM、技術リードを担いました。

業種製薬・ヘルスケア工程提案〜準備フェーズ役割会計領域の担当時期2026年〜継続中

製薬グループのS/4HANA Public Cloud導入——会計領域を提案段階から支援

課題
大手製薬グループの事業会社が、基幹システムをS/4HANA Public Cloudへ切り替える。標準機能に業務を合わせる前提なので、現行業務のどこが変わり、どこに拡張が要るかを早く見極める必要があった。
支援
提案の段階から会計領域の担当として参画。現行の会計業務を整理し、業務の変更点、拡張の要件、対象範囲の一覧と、トレーニング対象の候補表の様式を用意した。
成果
会計領域で何が変わり、何を拡張し、誰に何を教えるかを、同じ様式で洗い出せる準備が整った。プロジェクトは進行中。

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業種コンサルティング業工程要件定義の途中〜本稼働役割PM、FI/CO領域のPMO時期2024〜2025年(約1年半)

大手外資系ファーム自社向け S/4HANA Public Cloud導入を、PMとして完遂

課題
大手外資系コンサルティングファームが、自社の会計システムとして導入するプロジェクト。要件定義のフェーズが難航し、プロジェクト管理を担う人を外部に求めていた。
支援
要件定義(Explore)フェーズの途中から参画し、計画を立て直した。SAPのモジュール担当約20名と経理部門約30名のチームを、PMとFI/CO領域PMOの2名で率いた。
成果
最後のDeployフェーズを終え、本稼働まで支援した。チームは総勢50名を超える。

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業種海運業工程システム要件定義〜データ移行役割技術リード時期2022〜2023年(約1年)

国内先駆けのS/4HANA Public Cloud移行——SAP社と仕様変更まで折衝

課題
SAP ECCからS/4HANA Public Cloudへの移行。当時は国内の事例が少なく、実装の方法そのものを確かめながら進める必要があった。
支援
システム要件定義から参画。SAP社と折衝を重ね、仕様変更のリクエストを通して実装の方法を固めた。開発と、移行コックピット(データ移行の標準ツール)の検証も行った。
成果
データ移行を含めて、移行を終えた。

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SAPへの移行事例(他社のERPから)

他社のERPからSAP ERP(ECC)へ移った事例です。業務、システム、データの3つの移行をそろえて進めました。

業種製造業工程移行要件定義〜稼働後のフォロー役割移行チームのリード、サブリード時期2023〜2024年(約9か月)

Oracle EBSからSAPへ。業務・システム・データの三位一体移行を完遂

課題
国内の大手製造業が、基幹システムをOracle EBSからSAP ECCへ移す。業務の移行、システムの移行、データの移行を、食い違いなくそろえる必要があった。
支援
移行チームのリードとサブリードとして、移行の要件定義を取りまとめ、移行計画の策定から実行までを進めた。開発ベンダーを含むメンバーの管理も担った。
成果
計画どおりに本稼働した。稼働後の運用のフォローまで対応した。

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SAP ECCからS/4HANAへ移った事例は、上の海運業の事例です。移行の進め方はS/4HANA移行支援のページにまとめています。

導入済みSAPの活用事例

SAPを入れた後に、使う範囲を広げる方針を固めた事例です。

業種アウトドア用品工程稼働後の要件検討役割FI領域の要件検討責任者時期2025年(約7か月)

導入済みSAPの「眠った機能」を起こす——FI領域の活用高度化

課題
SAPは導入済みだが、使っているのは総勘定元帳が中心だった。財務会計(FI)の領域全体で業務をまとめて管理する効果を、得られていなかった。
支援
DX部門の責任者から直接の依頼を受け、FI領域の要件検討の責任者として参画。業務部門の担当者と現行業務を見える形にし、追加の要件を洗い出して、SAPの標準機能を前提にした実装の方針を示した。
成果
債務、債権、固定資産、銀行管理などの機能をどう活用するかの方針が固まった。

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SAP導入の実績:当社が担った役割の一覧

SAP導入の実績を、当社が入った工程で並べ直した一覧です。上の5件に、事例の本文でS/4HANAの案件だと確かめられる3件を加えました。ERPベンダーの選定が1件、S/4HANAによる基幹システム刷新の上流工程が2件です。

8件の事例を、当社が入った工程と担った役割で並べる

事例と役割構想・選定・準備提案、ベンダー選定、準備フェーズ要件定義・設計設定・開発・テスト移行・本稼働・稼働後
製薬グループ
Public Cloud導入
会計領域の担当。準備フェーズ・継続中
構想・選定・準備提案の段階から参画現行の会計業務を整理し、変更点・拡張の要件・対象範囲の一覧の様式を用意
要件定義・設計—
設定・開発・テスト—
移行・稼働後—
外資系ファーム
Public Cloud導入
PM、FI/CO領域のPMO
構想・選定・準備—
要件定義・設計途中から参画し、計画を立て直す要件定義のフェーズが難航していた
設定・開発・テストPMとしてチームを率いるモジュール担当約20名と経理部門約30名
移行・稼働後本稼働まで支援Deployフェーズの完了まで
海運業
Public Cloudへの移行
技術リード
構想・選定・準備—
要件定義・設計システム要件定義から参画
設定・開発・テスト実装の方法を固めるSAP社と折衝し、仕様変更のリクエストを通した。開発も担当
移行・稼働後データ移行まで完了移行コックピットを検証
製造業
Oracle EBSからSAPへ
移行チームのリード、サブリード
構想・選定・準備—
要件定義・設計移行の要件定義を取りまとめ
設定・開発・テスト開発ベンダーを含むメンバーを管理
移行・稼働後移行計画の策定から実行まで計画どおりに本稼働。稼働後のフォローまで
アウトドア用品
導入済みSAPの活用
FI領域の要件検討責任者
構想・選定・準備—
要件定義・設計—
設定・開発・テスト—
移行・稼働後稼働後に、活用の方針を固める現行業務を見える形にし、追加の要件と実装の方針を示した
大手企業
ERPベンダーの選定
選定事務局のリード
構想・選定・準備選定の事務局を主導評価の観点と基準の設計、質疑の管理、比較評価の資料、役員への報告
要件定義・設計—
設定・開発・テスト—
移行・稼働後—
IT・情報サービス
S/4HANAによる基幹刷新
会計領域のリーダー、サブPMの支援。継続中
構想・選定・準備構想策定で会計領域のリーダー財務会計と事業管理の現行整理から将来方針づくりまで。基本計画では事業業績管理・BIのサブPMを支援
要件定義・設計設計以降、財務会計・管理会計領域のサブPMを支援収益認識、支払通知、インターフェース、帳票の論点を整理
設定・開発・テスト—
移行・稼働後—
ITインフラ
S/4HANAによる基幹刷新
データ活用基盤の方針検討、IT領域のPMO、管理会計の要件定義の支援
構想・選定・準備構想の段階から3名で参画データ活用基盤の方針を検討し、IT領域の検討をPMOとして管理
要件定義・設計管理会計の要件定義を支援サービス事業の原価計算
設定・開発・テスト—
移行・稼働後—

表の見方:太字は、その工程で当社が主に担ったこと。「—」の欄は、事例紹介に当社の関わりを書いていない工程(スマホでは省いています)。内容は事例紹介の各事例の記載による。

8件の内訳構想・提案・選定の段階から入った事例が4件、要件定義から後の工程で入った事例が4件

入り口は案件ごとに違う。構想から入った事例も、要件定義の途中から入って本稼働まで支援した事例も、稼働後から入った事例もある。

図1 SAP導入事例と、当社が入った工程・担った役割(事例紹介の記載をもとに作成)

加えた3件の課題・支援・成果も、事例紹介に載せています。ベンダー選定の事例では、当社は評価の事務局を務め、役員の意思決定まで支援しました。

ご相談

自社に近い事例があるかを確かめたい、という段階からご相談いただけます。業種、いまのシステム、決まっている時期をうかがい、近い事例での進め方をお話しします。当社が担う範囲はSAP導入支援のページにまとめています。

CONSULTATION

SAP導入のご相談

近い事例があるかどうかの確認だけでもかまいません。最初の打ち合わせで、当社が入る範囲と進め方の選択肢をお示しします。ご相談の内容は、契約の前から外に出しません。

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